◎3月21日(月) 3月21日は、暦の上では『春分』です。『春分』とは、太陽が真東から昇り真西に沈む日のことで、昼と夜が同じ長さになり、二十四節季の大きな節目のひとつです。 春はあけぼの。 やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこしあかりて、 紫だちたる雲のほそくたなびきたる。平安時代、清少納言が『枕草子』で綴った有名な随筆です。時間から美を切り取った清少納言の視点のように、こだわりをなくし、あらゆる視点からの気づきを得たいと思う今日この頃です。